会長挨拶

 岡崎薬剤師会は、平成25年4月に一般社団法人として認可されました公益法人です。
 岡崎市、幸田町在住及び勤務の薬剤師の職能団体で、令和3年3月31日現在283名の会員が所属しています。
 薬剤師は、薬剤師法という法律で「調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする」と規定されており、薬剤師会は、その薬事衛生に関する専門職として、国民の皆様の健康な生活を支援することを目的としている団体であります。

 岡崎薬剤師会は、公益法人として、医療提供施設としての薬局機能を充実させ皆様の健康に協力するための様々な事業を展開しております。「夜間お薬相談」、「夜間急病診療所への参画」、「災害時の医薬品供給・救護所活動」、「薬の正しい使い方の出前講座」、「医薬分業や在宅医療の推進」、「学校薬剤師として学校の環境衛生の管理」等の事業を行っており、昨年より、新たに「妊婦・授乳婦サポート事業」、
「スポーツファーマシストによるドーピング相談事業」を行っております。

 さて、皆様は薬剤師が日頃どんな仕事をしているのか知ってらっしゃいますか?よく言われるのが、「病院や診療所から発行される処方せんに基づいて薬を取りそろえ患者さまにその飲み方等を説明して薬を渡すのが仕事」と思っていらっしゃる方が多いと思いますが、実は、お薬をお渡しするまでの間に、「過去のアレルギーや副作用歴」、「複数医療機関受診による薬の重複投与(飲み合わせ)」、「処方薬の適正な投与量、投与方法」、「市販薬やサプリメントとの相互作用」など様々な事をしっかりチェックした上で患者さまに安全に安心して服用していただけるよう薬をお渡しする仕事を行っており、言わば、薬を服用する前のゲートキーパーとしての役割を担っています。 さらに、今後はお薬をお渡した後も、「副作用が出ていないか?」、「薬がちゃんと効いているか?」などしっかりフォローすることも行ってまいります。
 また、日常生活における薬の相談、健康相談を行っております。処方せんがなくても薬のことで困った時は是非お近くの薬局に立ち寄り薬剤師にご相談下さい。

 これからも他の職種の皆様と連携を図り、薬剤師の職能を通じて、地域医療の安全な医薬品と安心な薬物療法を提供し、皆様の健康な生活を守るため活動していきます。
 皆様のお薬はもとより、健康に関すること、介護に関することなどご質問等ございましたら、お気軽にご相談ください。お待ちしています。
                                            一般社団法人 岡崎薬剤師会
                                                   会長 高村 俊史

事業案内

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一般社団法人 岡崎薬剤師会 定款